World Review

 

新元号「令和」の実相

平和憲法を遵守して国民を再び戦禍に巻き込むまいとする天皇家の強い思いとそれに逆行する安倍晋三首相の政治スタンス。新元号「令和」制定の背景には、身を挺して平和日本と国民を護ろうとした天皇家と安倍晋三首相との間で激しい水面下の攻防があったことが関係者の話で明らかになった。新元号「令和」の実相をレポートする。




SNSで伝わったタイ元王女の擁立劇。「ジャスティン」は知っていたのか。

その「ニュース」がソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を経由してタイの若者の間で拡散を始めたのは、2019年2月7日夕方のことだった。3月24日に予定された8年ぶりの下院総選挙を前に、出馬する各党が推す首相候補を届け出る受付最終日の前夜だった。
「タクシン派がウボンラット元王女を擁立するらしい」
「よく、ジャスティンも了解したね」
 若者の書き込みは、やがてジャスティンという謎の人物の評価に移り変わっていく。
「姉だから、言い含められたんじゃないの」
「事態の重大さが分からなかったのかなぁ」
 トーンは次第にヒートアップ。そのうちに、とうとう本人たちの写真が情報に添えられて出回るようになった。3年前に逝去した故プミポン国王の長女ウボンラット元王女とともに映っていたのは、5月4日に戴冠式を迎えるラーマ10世。前国王の長男で同元王女の弟ワチラロンコン国王だった。